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1: 世界@名無しさん 2003/12/06 09:36:00
古代から現代までの宇宙と人類の関わりについてカンカンガクガク
しましょう。
 <例えば>
    ○古代の星座や暦の作成
    ○彗星に関する事
    ○太陽の黒点と世界史のできごととの関係
    ○天動説 vs 地動説
    ○ロケットの開発・・・・・・・など
2: 世界@名無史さん 2003/12/06 09:48:00
日食や月食におそれおののくなんて本当にあったのかしらん。
関連◆短レス◆世界史の中の日食騒動


3: カラジチ ◆mWYugocC.c 2003/12/06 10:13:00
>>2
実例としては、紀元前585年5月28日に、リディアとメディアが戦おうとした「ハリス川の戦い」で、川を挟んで対峙しているときに日食が発生して、両軍兵を引いたというのがありますね。
日食のおかげで、日付まで確定できる最も古い事件だとか聞きましたが。

4: 2003/12/06 15:29:00
>>3
西洋だけでなく中国を初めとする東洋でも日食を畏怖に思ってか
普段の行動とは違ったものを取ってたようですね。
そういえば、昔の日本でもオーロラが見えたとか。
どんな気持ちだったんでしょう??

6: カラジチ ◆mWYugocC.c 2003/12/06 16:56:00
>>4
日本史は疎いものでちょっとわかんないですけど……
オーロラといえば、ヘロドトスの『歴史』のなかでオーロラに関する記述があったと思います。
ヘロドトス自身が信じていないような書き方で、オイオイおっさん、それは本当のことだよ、と突っ込みたくなった覚えが。

10: ハリネズミ ◆qBLXpo7Q9Y 2003/12/06 21:57:00
話がずれますが、ワルキューレ(ヴァルキューレ)の鎧はオーロラとされました。

5: 世界@名無史さん 2003/12/06 16:02:00
「日食」なんてものに対する知識が無い人らが
いきなり皆既日食見たらそりゃあ驚くだろう。

11: 2003/12/07 02:17:00
そーいや、彗星も科学的にまだはっきりと分からなかった頃は、縁起が良くないものとされていましたね。(ペストの流行の原因とされた)

14: 世界@名無史さん 2003/12/07 21:12:00
>>11
中世のヨーロッパで流行したペストは「アポロンの矢」が原因だ、と当時噂されていた。
つまり、彗星=「アポロンの矢」だったという認識。

15: カラジチ ◆mWYugocC.c 2003/12/07 21:47:00
彗星が吉兆とみなされた例としては、ノルマン征服がありますね。
イングランド側は「凶兆だ!」と大騒ぎ、ノルマンジー公ウィリアムは「吉兆だ!」と大喜び、で、その通りになってしまったと(笑
13: 世界@名無史さん 2003/12/07 12:28:00
天文学の用語で、天体と天体が見かけ上重なる現象を
「食」といいます。
もちろん、日食の食、月食の食です。星が月に隠れる
星食という現象もあります。
衛星放送の予定表などで、たまに「食のため休止」と
ありますが、これは放送衛星が地球の影にかくれてし
まい、つまり放送衛星から見て太陽と地球が「食」に
なっていて、太陽電池が使えないため放送できないと
いうことです。
けっして担当者がお昼を食べていて休んでいるわけで
はありません。
もっとも、日食、月食の語源は、太陽や月を竜が食べ
るためにこれらの現象が起こると、昔の人が考えたか
らなので、食べることと無関係でもないですが。

16: 世界@名無史さん 2003/12/07 22:06:00
かの塩婆は、カエサルは知っていた。
とか、古代でも知識人は奇怪天体現象の概念を理解
していたみたいに書いてたけどほんとっすかね?

19: 世界@名無史さん 2003/12/08 04:04:00
>>16
月食での月の欠け方が、地球の影によるものであることは
古代ギリシャの哲学者たちは知っていました。

20: カラジチ ◆mWYugocC.c 2003/12/08 22:01:00
>>19
古代ギリシアの哲学者たちは地球が丸いことを証明してますね。
コロンブスの航海に援助するかどうかで揉めたとき、
論争点は地球が丸いかどうかではなく、地球の周の長さはどれくらいなのか、だった。

30: 世界@名無史さん 2003/12/09 02:12:00
コロンブスはポルトガルが援助してくれなかったので
スペインに援助してもらったわけだが、なぜポルトガル
が彼を援助しなかったかというと、地球が球であること
を信じなかったからではない。むしろ逆。
ポルトガルでは、エンリケ航海王子以来のアフリカ沿海
南進によって、地球が球であることも、そのおおよその
大きさもちゃんと理解されていた。だからこそ、地球の
大きさを過小評価するコロンブスの計画は失敗すると
見て、支援しなかった。

17: 世界@名無史さん 2003/12/07 22:09:00
現行の太陰太陽暦は西漢の頃に定まったはず。
それ以前だと、いまいち正確じゃなかったり、閏日で調整していたりとかの時
もあったわけだから、まあ微妙に食い違う日もあったのでは?
国とか時代とかの違いで。

22: 世界@名無史さん 2003/12/08 22:34:00
>>17
というか永年にわたって、日食や月食、惑星食などの天文現象を
どれだけ正確に予報できるかどうかが
どの暦を採用するかを決める上で最大のポイントだった。
江戸時代の改暦でも、政治的要素もあるけどこの予報の正確さが求められていた。

26: 世界@名無史さん 2003/12/08 23:44:00
>>22
それは確かに極めて重要。
しかし、少数とか分数の存在が理解されるようになってから、まだ1000年経ってませんから。
(古代でも、一部の天才数学者は理解していたようだけど、一般レベルだと17世紀頃から。)
整数だけでの正確な暦法計算なんて、古代人には酷な課題だよね。

そう考えるとマヤ人はやはり宇宙人か?(w

18: ハリネズミ ◆qBLXpo7Q9Y 2003/12/07 22:22:00
古くから星の位置を覚えるため、星座が生まれる。
船乗りは星や星座により位置を把握した。
大航海時代には、天文学と航法が密接に関係していた。
遠洋航法として、天文航法が確立すると一躍、時代の
脚光をあびるようになった。

20: カラジチ ◆mWYugocC.c 2003/12/08 22:01:00
>>18
北極星の高度や太陽・恒星の南中高度から今いる地点の緯度が計算できますね。
経度は計算できませんが……。
このため、船の上で働く懐中時計が必要になったそうです。



24: 世界@名無史さん 2003/12/08 23:09:00
>>20
懐中時計(クロノメーター)が発明されるのは18世紀初頭ですな。
それまでは天体観測による緯度計測が主流で、それも北極星よりは
船上で確認しやすい太陽観測が好まれたとか。
そういえば大航海時代にアステカ皇帝モンテスマ2世がコルテスを
神の使いと信じてしまったのも、侵略の直前に赤い彗星があらわれたこと
で帝国内が恐々としていたからだと聞きます。

25: ハリネズミ ◆qBLXpo7Q9Y 2003/12/08 23:41:00
北極星は、多くの民族で、いつも位置が変わらない星があることが
認識されていたようで、呼称も様々。
「黄金の柱」(モンゴル,ブリヤート人)
「黒鉄の柱」(シベリア・タタール人)
「太陽の柱」(テレウート人)

83: 世界@名無史さん 2004/02/08 23:42:00
北極星を務める星は、地球の地軸のブレによって変化する。
現在は小熊座のアルファ星が北極星だが、古代エジプト時代は竜座のツバン星が北極星。

2万年後には、こと座のアルファ星(織姫星、ベガ)が北極星になる。

21: 世界@名無史さん 2003/12/08 22:05:00
しかし(地球が)丸かったのならいずれ垂直になって立っていられなくなるじゃないか。

27: 世界@名無史さん 2003/12/08 23:51:00
>>21みたいな概念はいつごろ取り払われたのですか?

31: 世界@名無史さん 2003/12/09 04:08:00
>>27
まあヨーロッパはともかく、アラビアの船乗りの間では地球が球体であることは
ずっと常識だったらしいんだけどね。

ところでいつ宇宙に到達するんだこのスレは(w

29: 世界@名無史さん 2003/12/09 01:32:00
>>27
科学者や哲学者に限らず一般的に、という意味でなら15世紀後半~16世紀初頭と思われ。大航海時代直前の地理観は主にプリニウス『博物誌』とマルコ・ポーロの
『東方見聞録』、フランスの枢機卿ピエール・ダイイの著した『イマゴ・ムンディ』
が基になっているが、特に後2冊の影響から、知識人の間では地球球体説が既に常識として浸透していたらしい。直接はディアスによる喜望峰発見でインド洋と大西洋が連続していることが証明され、商人など一般の人々にも知られることになったそうな。

32: 世界@名無史さん 2003/12/09 14:15:00
でも球体であることは船乗りなら感覚的に理解はできるだろうけど、
球体の側面でも立っていられると理解するのは感覚的には難しい気がする。

西にひたすら行くと巨大な滝になって終わってるという考え方のほうが
感覚的には理解しやすいと思う。

34: 世界@名無史さん 2003/12/11 15:52:00
脳内だけだったら近代以前でも結構いるんだけどね。
・・・ルキアノス、ケプラー、シラノ。

36: 2003/12/11 19:11:00
話が戻って恐縮ですが、日食に付いてまだ出ていないことを。

~その1~
古代エジプトでは太陽神ラーが時々、アポビスに飲み込まれ日食が起きると
考えられていた。
また、古代メソポタミア地方のウガリット(今のラス・シャムラ)から次の日食に
関する占いの文が見つかった。

【表】「Hiyarの月の新月の日は汚された。太陽は(日中に)Rashap(火星)を供に
    沈んだ」
【裏】「王は臣下に攻撃される」

専門家の一人はこれを紀元前1223年3月5日の日食と考えている。
それはこの年のこの日の午後1時ごろにこの地方で日食が見られ、しかも太陽のそばには火星が位置していた為だ。メソポタミアでは日食よりも月食の方の予想が容易とされていた。
そして、紀元前5~6世紀頃になりカルディア人によって日食の周期が具体化された。
これが『サロメ周期』でその値は18年11日と3分の1日である。

 

37: 2003/12/11 19:12:00
~その2~
インドではビシュヌ神に絡んでの説話がある。
神々はビシュヌ神にアムリタ(甘露・不死の薬)を手に入れるにはどうしたらよいかを相談した。するとビシュヌ神は「アスラ(魔族)と手を組んで海を攪拌しろ」と
指示した。神々は早速それを実行すると言葉通りアムリタが出てきた。
 だが、アムリタを見たアスラは欲が出て横取りしようとしたが、ビシュヌ神に
よって失敗し、神々はアムリタを口にすることができた。
ところが、ラーフというアスラの一人は神の姿に化け、アムリタを飲もうとした。
それを見た太陽と月がビシュヌ神に告げ口をしたために、ビシュヌ神はチャクラ
(円盤)を投げ、ラーフの首を切断した。こうして、アムリタを飲む事ができなくなった
ラーフはその後、太陽と月を恨んでそれらを追いかけて殺そうとする。

これを日食、月食の事と現地の人々は信じていた。
このラーフの頭を中国では羅コウ(目偏に候という字)星と書き、蝕星と考えていた。
そして頭から下をケートゥとインドでは呼ばれ、中国では計都と書き、流れ星と
考えていた。
これらラーフとケートゥと7つの星でできたのが九曜でインドから中国、日本へと
伝わった。

中国では独自の日食の周期が後漢に作られた。
それは135朔望月(3986.63日≒10年)の周期であった。
因みに「宇宙」という言葉は『淮南子』から来ている。
「上下四方之を宇と云い往古来今之を宙と云う」

43: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 2003/12/13 17:18:00
>>37と同じ様な話で、セルビアではウゴドラクという怪物が天体を飲
み込むと言われていた。18世紀頃から吸血鬼・人狼を指す言葉とな
り、双頭の竜にお株を奪われたという。

38: 世界@名無史さん 2003/12/11 19:18:00
宙が時間だったのか…意外。

宙に浮くっていうから空間かと思ってた。

40: 世界@名無史さん 2003/12/12 21:40:00
宙=時間
space=空間

ここら辺に宇宙に対する西洋と東洋の違いがありそうだ。

42: 世界@名無史さん 2003/12/13 17:12:00
そういえば、宇宙暦というのがあったと思ったけど
流行らないね。

48: 世界@名無史さん 2003/12/13 22:30:00
宇宙ロケットと宇宙開発は、しばしば、軍事開発・ICBMの開発の表向き
の口実だった。

49: 世界@名無史さん 2003/12/14 05:52:00
下世話な話ですが、テレシコワ女史は
人類初の宇宙性交を行ったと聞きます。
それは本当でしょうか?
200px-RIAN_archive_612748_Valentina_Tereshkova


ワレンチナ・テレシコワ


ワレンチナ・ヴラディミロヴナ・テレシコワ(1937年3月6日 - )は、ソ連の宇宙飛行士。1963年6月16日にボストーク6号に搭乗し、女性として世界初の宇宙飛行を行った。


50: 世界@名無史さん 2003/12/16 01:26:00
>49
それは初耳だな。
月面でゴルフをしたアポロの宇宙飛行士ならいるが。

78: 世界@名無史さん 2004/01/24 07:36:00
CIAの前進のような機関がドイツ崩壊時に技術者のスカウトを行ったとか。
フォン・ブラウンは有名だけど、他にどんな人が流出したんでしょうね。
ブラウン、自分をのせて欲しいと頼んだんだけど
年齢を理由に却下されちゃったそうな。行きたかったんだろうなあ。
250px-Wernher_von_Braun


ヴェルナー・フォン・ブラウン


ヴェルンヘア・マグヌス・マクシミリアン・フォン・ブラウン男爵( 1912年3月23日 - 1977年6月16日)は、科学者であり、ロケット技術開発の最初期における最重要指導者のひとりである。

第二次大戦後にアメリカ合衆国に移住し、研究活動を行った。旧ソ連のセルゲイ・コロリョフと共に米ソの宇宙開発競争の代名詞的な人物である。


61: 2004年宇宙の旅 2004/01/16 11:20:00
ブッシュ大統領が、月に宇宙基地を作り、
火星に人を送り込もうといっていますが、
60年代のケネディー時代に比べ、宇宙開発への
熱は冷めているようです・・・
本当なら、スペースコロニーが出来て
月、火星旅行が出来る時代に入っていたはずなのに・・・
人類はどこで道を間違えたのでしょう。(泣)

64: 世界@名無史さん 2004/01/16 13:02:00
>>61
冷戦が続いていれば良かった。

65: 世界@名無史さん 2004/01/16 13:02:00
月に金鉱でもあれば今頃宇宙時代だったであろう。

68: 世界@名無史さん 2004/01/16 15:51:00
月の土にはヘリウムがあるそうだよ。

69: 世界@名無史さん 2004/01/16 16:01:00
>>68 どういう状態で?

70: 世界@名無史さん 2004/01/16 18:30:00
>>69
昔、NHKの特集でヘリウム3という物質が
太陽風によって月の土壌に蓄積されており、
それを取り出せれば、石油に代わるエネルギー源
となるとか言っていたが・・・。

75: 世界@名無史さん 2004/01/16 18:45:00
>>70 >>71
まず、核融合技術を実用化させないことには・・・

77: 世界@名無史さん 2004/01/16 18:56:00
ヘリウム3それ自体も、核融合反応の材料になります。ヘリウム3と、水素の一種である重水素がくっつく(核融合する)と、ヘリウム4(普通のヘリウム)と陽子になります。このときに飛び出す陽子が膨大なエネルギーを発生させます

76: 世界@名無史さん 2004/01/16 18:52:00
ちなみに、月は、比較的軽い元素が集まってできたという
説が現在では有力で、すなわち重い元素が少ない、という
ことは、金属資源の鉱山はまず期待できない。
ダイヤモンドなどの宝石は軽い炭素や珪素などからなるが、
その生成にはプレートの動きによって生じる高い圧力が
必要。月面ではこれまた期待できない。
(少なくとも、掘り出すことが可能な浅いところでは。)

87: 世界@名無史さん 2004/03/05 10:43:00
宇宙時代は石油の枯渇とともに進むんじゃないかな。
石油(≒電気)に代わるエネルギー源としていろいろ模索中だけど、どれも石油に置き換えることが出来るものじゃない。
月のヘリウム3はその点代替以上のエネルギー源となるしね。
宇宙船のコストの問題もあるけど、軌道エレベーターが完成すれば問題なしだし。

人類っていつも宇宙を見上げて生きてきたわけだから、歴史にも深く関係してくるのはあたりまえ。
だからこのスレはなかなかイイ!

91: 世界@名無史さん 2004/03/20 16:26:00
1868年、バンコク南方で皆既日食があり、フランスの観測隊と一緒に
タイのモンクット王は観測に出かけた。物見遊山気分というわけでは
なく、西洋の科学に関心のある王様だった。
ところが、その先でマラリアにかかってしまい、モンクット王は
1月後ぐらいに崩御することになってしまった。

92: 世界@名無史さん 2004/03/28 02:46:00
仏の祟り?

94: 世界@名無史さん 2004/04/06 00:56:00
太陽と月。
どちらかが欠けても高等生物は存在できない・・・らしい。

95: 世界@名無史さん 2004/04/06 19:28:00
月は微妙じゃないかな。

96: 世界@名無史さん 2004/04/08 18:12:00
いや、そうでもないらしい。
月によって地球の自転は安定しているけれど、大きな月の無い火星なんかの自転はかなり無茶苦茶。
(太陽と常に一定の角度を保っていられるのは月のおかげ。)
この角度が一度ずれただけで大変なことに・・・。

103: 世界@名無史さん 2004/04/23 10:26:00
我々日本人が、兎が餅をつくと見ている月の海をヨーロッパでは
「美人の横顔」と見ているそうだが、どういう美意識で見ればそう思うのかな。
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104: 世界@名無史さん 2004/04/23 22:33:00
中国では蟹に見立てているそうだが。

105: 世界@名無史さん 2004/04/26 03:57:00
1980年代に一気に火星に行くべきだった。何故、アメリカは世論の支持があるのに成功がほとんどだった宇宙開発を中断してしまったのか?

106: 世界@名無史さん 2004/04/26 04:34:00
>>105
ブッシュJr.もそうだが、君、「火星なんて月よりちょっと遠いだけ」
ぐらいにしか思ってないんじゃないか? 
片道2、3日で行ける月と違って、火星へは片道1~2年かかるんだよ。
火星への有人宇宙船となると、往復4年分の酸素と水と食料を積み、
さらにそれだけの長期間の滞在がストレスにならない程度の広い
居住空間も必要。
それほどの大型宇宙船を開発し打ち上げる(あるいは軌道上で組み立てる
のが実際的か)だけでも、アポロ計画の何十倍、いや、おそらく何百倍
もの金が必要だろう。
単に火星で科学調査したいだけなら、無人観測器で充分行えるので、
そこまで金をかけてまで有人にこだわる必要も必然性もない。
それと、世論の支持があったというのも間違い。
アポロの時もアメリカ市民が喜んでたのは最初のうちだけ。
やがて「月の石より貧乏人にパンを」という批判が強まって、
金のかかりすぎるアポロ計画はアポロ17号を最後に中断されたんだ。

107: 世界@名無史さん 2004/04/26 08:45:00
>>106 
燃料をお忘れ。
人が行くからには必ず帰ってこなければならない。
火星から出発するためには、地球からの時よりは半分で済むと単純計算するが、
それでも絶対量が多い。
その危険な燃料をどうやって運ぶか。
最大の危険は燃料を抱えたまま火星に着陸することだな。

110: 世界@名無史さん 2004/04/26 15:48:00
まあ月や火星に行くよりも、
年金の給付額や鉄砲の弾代の方が人々には気がかりだったという事で

129: 世界@名無史さん 2004/05/03 02:52:00
ヴォイジャーってのは隣の恒星目指してるらしいが、あと25000年掛かるらしいぞ。

131: 世界@名無史さん 2004/05/03 05:19:00
>>129
気が遠くなる話だな・・・恒星にたどり着く前に壊れないのか?

132: 世界@名無史さん 2004/05/03 06:47:00
>>129
25000年も経てば人類の科学ももっと進歩するでしょうから。
追いついて回収できるかもしれませんよ。

137: 世界@名無史さん 2004/05/03 19:48:00
>>132
たぶん、そうなる…と言われている。

138: 世界@名無史さん 2004/05/04 19:31:00
>132
追いつくなよ。追い付けても、回収なんてするもんじゃない。
全身全霊をかけて恒星外空間に向けて飛ばした人類初の宇宙機じゃないか。
そっとしておいてやろうぜ。

141: 世界@名無史さん 2004/05/06 03:06:00
昔の文集とかに書いた文章を恥ずかしいと思うのと同じような感じで
その頃には、ボイジャーに載せた宇宙人向けメッセージのレコードを
「ご先祖様も恥ずかしいものを」と思うに違いない。

142: 世界@名無史さん 2004/05/06 03:45:00
クジラの挨拶が入ってるのってボイジャーだっけ?
既に恥ずかしいと思うぞ。
220px-Voyager_Golden_Record


ボイジャー


ボ イジャーには「地球の音」(The sounds of Earth) というタイトルの金メッキされた銅板製レコードがついており、そこには地球上の様々な音や音楽(日本の音楽では尺八による「鶴の巣篭もり」(奏者: 山口五郎)を収録)、55種類の言語による挨拶(日本語の「こんにちは。お元気ですか?」など)や様々な科学情報などを紹介する写真、イラストなどが収録 されている。

中にはザトウクジラの歌も収録されている。これは、ボイジャーが太陽系を離れて他の恒星系へと向かうので、その恒星系の惑星に住むと思われる地球外知的生命体によって発見され、解読されることを期待して、彼らへのメッセージとして積み込まれたものである。


163: とてた ◆0Ot7ihccMU 2004/05/19 21:17:00
>>142
ボイジャーのクジラの唄(SOS)を解析した異星人が、
地球に何世代もかけてやってくるSFがありました…。

143: 世界@名無史さん 2004/05/09 14:18:00
自分自身で書いた作文なら確かにハズかPが、
ご先祖様があれこれ知恵を絞ったあいさつ状と思えば
まあほほえましくも思えるさ。

といいつつどこかの知的生命体がすでにレコードを解読して噴き出している悪寒w

153: 世界@名無史さん 2004/05/19 07:32:00
アポロは月に行っていなかった説って、どうなの?

154: 世界@名無史さん 2004/05/19 08:00:00
>>153
>アポロは月に行っていなかった説って、どうなの?

それは説とかではなくて、頭の悪い人を標的にしたネタ。
旧ソ連の諜報をなめてますよ。それに旧ソ連が月面着陸を断念すると
計画当初からわかってないとそんな陰謀は企めません。
あのアポロ映像も特撮じゃ無理。

155: 世界@名無史さん 2004/05/19 08:16:00
あの原爆開発のマンハッタン計画でさえ、ソ連の諜報活動には筒抜けになっていたんですよ。
ソ連があっという間にアメリカと同じ原爆を開発したのはスパイのためらしいです。

それに、ソ連は月面からの交信記録も全て傍受していたらしい。
アポロの着陸は6回も実施されているし、時間と電波が来る方向がわかっているんだから、ミッドウェー海戦の電波傍受に比べたらままごとですよ。

156: 世界@名無史さん 2004/05/19 08:17:00
1 空気のないところで旗(星条旗)がなびいている。
2 影が違う方向にのびている、交差している。
3 降り立った飛行士が逆光の中ではっきり写っている。
4 月面での飛行士や月面車の映像を倍速にすると地上を普通に走っている。
5 映像の十字マークが被写体の後ろになっているのがある。
6 違う場所と説明された映像の風景が遠景の山から手前の岩石まで全く同じである。
7 140から150dBというロケットのエンジン音が聞こえない。
8 月着陸船の度重なる着陸テスト失敗からして、月面着陸の一発成功は不審である。
9 ヴァン・アレン帯の放射線に宇宙服は耐えられるのか。
  また、日向の高温、日陰の低温にも耐えられるのか。
10 その後、宇宙飛行士や安全管理者の不審死が相次ぐ。

157: 世界@名無史さん 2004/05/19 10:14:00
>>156
>1 空気のないところで旗(星条旗)がなびいている。
空気がないから旗がなびくんだよ。真空で空気の抵抗がなければ、ちょっとした振動で旗は翻る。重力も
軽いしね。それが証拠に、旗がなびいているのは飛行士がポールをぐりぐり捻ってる場面のみ。

>2 影が違う方向にのびている、交差している。
地面が凸凹なら違う方向に影は伸びる。交差はしてない。

>3 降り立った飛行士が逆光の中ではっきり写っている。
お月様が明るく輝いているのは、月が反射してるからですよ。逆光の中でもそりゃ明るい。

>4 月面での飛行士や月面車の映像を倍速にすると地上を普通に走っている。 アポロ映像には、腕立て伏せの体勢から地面を突き放して立ち上がる場面があるけど、あれはスロー再生じゃ無理です。

>5 映像の十字マークが被写体の後ろになっているのがある。
十字マークが被写体の後ろになっているところなんて、何カ所も当たり前にありますが、捏造する人間がこんなアホなミスを何カ所もやりません。
月面は太陽光線が強いからハレーションで消えるんですよ。これは月面写真の証拠。

158: 世界@名無史さん 2004/05/19 10:16:00
>6 違う場所と説明された映像の風景が遠景の山から手前の岩石まで全く同じである。
ただの説明間違い。悪質な曲解だ。

>7 140から150dBというロケットのエンジン音が聞こえない。
音というのは空気の振動ですよ。空気のない宇宙でどうしてロケットエンジンの音が聞こえるの。

>8 月着陸船の度重なる着陸テスト失敗からして、月面着陸の一発成功は不審である。
月面上には横風がない。重力が1/6だし、人間が操縦しての着陸は無人より確実です。

>9 ヴァン・アレン帯の放射線に宇宙服は耐えられるのか。
耐えられないなんて調査結果はありません。
ヴァン・アレン帯の発見者であるヴァン・アレン教授本人が耐えられると認めてます。

>  また、日向の高温、日陰の低温にも耐えられるのか。
スカイラブ計画やスペースシャトルで実証済み。

>10 その後、宇宙飛行士や安全管理者の不審死が相次ぐ。
アポロ計画には70万人が関与してたんですから、数年たてば大勢死にます。

164: 世界@名無史さん 2004/05/19 23:26:00
アメリカを悪く言うのは別にかまわないが、

フォン・ブラウンの業績を否定するような言動は断じて許さん!

165: 世界@名無史さん 2004/05/20 01:25:00
>>164
セルゲイ・コロリョフにも、もっと脚光を!!
200px-Sergey_Korolyov


セルゲイ・コロリョフ


セ ルゲイ・パーヴロヴィチ・コロリョフ(1907年1月12日[o.s.1906年12月30日] – 1966年1月14日)は、ソビエト連邦の最初期のロケット開発指導者。第一設計局(OKB-1)の主任設計者として世界初の大陸間弾道ミサイル (ICBM)であるR-7を開発した。

R-7は核弾頭をペイロードや宇宙船に替えて宇宙開発にも使用され、1957年に世界最初の人工衛 星スプートニク1号を打ち上げ、1961年には世界初の有人宇宙飛行としてユーリイ・ガガーリンを宇宙に運んだ。アメリカのヴェルナー・フォン・ブラウン と並ぶ米ソ宇宙開発競争の双璧を成した人物である。

166: 世界@名無史さん 2004/05/20 01:47:00
ツィオルコフスキーもね。
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コンスタンチン・ツィオルコフスキー


コンスタンチン・エドゥアルドヴィチ・ツィオルコフスキー(1857年 9月17日 - 1935年9月19日)は、帝政ロシアおよびソビエト連邦の科学者、ロケット研究者、数学教師、著作家。

ロケット理論や、宇宙服や宇宙遊泳、人工衛星、多段式ロケット、軌道エレベータなどの考案で知られ、現代ロケット工学の基礎的理論を構築した。この業績から「宇宙旅行の父」「宇宙開発の父」「ロケット工学の父」などと呼ばれる。
『月世界到着!』(1916年)をはじめとする先駆的かつ科学啓蒙的なSF小説を著した事によりSF史においても著名。



167: 世界@名無史さん 2004/05/20 05:24:00
フォン・ブラウンって、子供のとき数学が苦手で中学校を落第してるらしいですよ。
ツィオルコフスキーは耳が聞こえないので小学校も卒業しなかったらしい。

少年時代の挫折がバネになって宇宙へ飛躍したのか。

168: 世界@名無史さん 2004/05/20 05:40:00
>>167
彼らは少年時代の夢を実現させる才能があったということでしょ
アインシュタインもそうだったけど、少年時代に確固たる夢を持っているような人間は学業は必ずしもパーフェクトじゃない

186: 世界@名無史さん 2004/07/08 02:55:00
過去にイスラム教徒が宇宙へ行ったことはあるのかな?
宇宙ステーションとかで、メッカに向かってお祈りするときどうするんだろうね。
頭つけて祈れないだろ。

191: 世界@名無史さん 2004/07/08 12:40:00
あのニクソン大統領は、アポロ11号の月面着陸が失敗したケースにそなえて
哀悼のスピーチまで用意していたそうだ。その後の情報公開法であきらかになっている。

201: 世界@名無史さん 2004/07/25 09:06:00
>>191
アイゼンハワー将軍(後で大統領に)も史上最大の作戦、ノルマンディー上陸作戦に失敗した時のスピーチを用意していたよ。
「兵士はベストを尽くした。責任は最高司令官の私にある」という内容。
アメリカには「入念に用意したものは、本番で使われない」という言を担ぐ文化があるらしい。

202: 世界@名無史さん 2004/07/26 02:05:00
へー。言霊信仰で、「失敗したときのことを考えると失敗する」っていう日本とは
正反対だね。

235: 世界@名無史さん 2004/12/27 11:41:57
隕石衝突とか大噴火とか天変地異があって生存が脅かされる状況になって初めて宇宙開発は進歩すると思う。金をかければ1980年代にも火星到達は可能だったと言われている。技術的問題より気持ちの問題のほうが大きい。

145: 世界@名無史さん 2004/05/09 20:47:00
はやく宇宙旅行が海外旅行気分でできる時代にならんかな。
死ぬまでに一回は宇宙に行ってみたいもんだ


引用http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1070670978/l50